TYさん(89歳男性)

このホームの立地は素晴らしい。敷地の南部に接する石手川が刻んだ渓谷の緑は心を和ませてくれる。その上部にある山々の頂きは中世の山城であった。山腹には江戸期に京都より導入された竹林があり、名物の筍は住民の経済を潤した。東の山頂より登る太陽は、まさしく「サンリベラル」である。
松山市内のマンションで、体の不自由な妻の介護で四苦八苦していた私は、旧友のすすめで当ホームに入居してから1年半が過ぎた。入居に際して家財道具一切を整理したのだが、ここでの生活にはなんの不自由もない。不要な物財に無駄に金を使ったものだ。
提灯持ちをする気はさらさらないが、当ホームの理事長の気配りには脱帽する。食事には各席を回り、声掛けをしてくれる。誕生祝にはマイクを握ってカラオケのサービス、etc.職員さんの行動にはいい意味での”忖度”が浸透している。妻の介護は全くの職員さん任せで、大げさに言えば、私は蘇生した。

 

ATさん(83歳女性)

老後介護を考えた時、私はサンリベラルを選択し、入居し二年が過ぎました。
ここでの生活にも慣れ、今は落ち着いた日々を過ごしています。
施設では、毎日いろいろなレクレーションがあり、また年間を通して花見、外食、夏祭り、運動会、クリスマス、お餅つきなど多くのイベントがあります。他の施設では無いのではないでしょうか。
こんなに忙しいにも関わらず、職員の方々はいつも気持ち良く、優しく接してくれます。本当に頭が下がる思いで、せめて笑顔でお返ししたいものです。
私の一番の楽しみは温泉に入れて頂くことです。不自由な車いすでも優しくお世話してくださるので何よりの時間です。
また、体調を壊した時、即座に主治医の先生との連携で、自分の部屋での点滴をして頂き、とても有難かったです。この対応には、家族も安心することができ、とても喜んでおります。
残された時間を、安心して健やかに過ごせたら幸せです。

 

AKさん(86歳男性)

エレベーターの中の鏡を見て、お互いに「白髪じじい」、「シワばあ」と悪口を言い合いながら過ごしている。様々な入居者諸先輩の日常を他山の石として拝見しながら、新しい友を得、不思議な縁を語り合える日々。今、週の半分は我が家に帰っているが、ここへ来ると職員のみなさんから「お帰り」と声をかけられるのが嬉しくなった。お互いの言いたいことが言え、また、気軽に頼める職員の皆さんに囲まれて、ばあさんの介護度も一段階良くなった。

 

OYさん(98歳男性)の家族様

入居して6年余りになります。入居決定前、3ヶ所の施設にショートステイし、その中から本人の意向でここを選びました。
最初は、私にも不安がありましたが、その不安もすぐに無くなりました。入居して間も無く、重い肺炎になりましたが、手厚い看護をして頂きそのおかげで、98歳になる今も元気で生活しています。
夏祭りや運動会、毎月の誕生会と、家族も参加して楽しめるイベントも盛り沢山で、職員の方全員が役割分担し、熱心に取り組んでおられる様子を見ると、そのご苦労や、前向きな姿に頭が下がります。いつ訪ねても職員の方々は、積極的で明るく取り組んでおられるので、とても安心するとともに感謝しております。
父には今後もこの穏やかな環境で、余生を楽しんで貰えたらと念じています。